日本経済新聞
(6/17)米インテルが太陽電池 環境市場開拓へベンチャー設立
【シリコンバレー=田中暁人】半導体世界最大手の米インテルは16日、社内の新規事業部門を分社し、太陽電池開発ベンチャーを設立すると発表した。新会社はインテルのベンチャー投資部門や社外のファンドなどから計5000万ドル(約54億円)を調達する。別会社化することで新型太陽電池の開発を加速し、急成長する環境市場を開拓する。
新会社の名称は「スペクトラ・ワット」で、パネルメーカーなどに太陽電池を供給する。製品の技術詳細などは明らかにしていないが、2009年半ばの出荷を目指す。一般的な太陽電池の材料には半導体であるシリコンが使われており、スペクトラ社はインテルで培った半導体技術を核に新市場に打って出る。
エネルギー価格高騰などを背景に、米国では環境ベンチャー設立が加速している。