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(7/18)深層の酸素不足を解消――琵琶湖、水を電気分解

琵琶湖の水を電気分解する実験装置=18日、滋賀県草津市沖

琵琶湖の水を電気分解する実験装置=18日、滋賀県草津市沖

 琵琶湖の深い場所の水が酸素不足の状態であるのを解決しようと、水を電気分解して酸素を作り水に溶け込ませる実験を、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターと信州大などが18日、琵琶湖南部で始めた。

 電気分解でできた水素はエネルギーとして利用する“一石二鳥”の計画だ。

 同センターの熊谷道夫研究情報統括員らは、水深3―4メートルの湖底でしゅんせつのために開けられた深さ約10メートルのくぼ地に水槽を沈めて実験。湖上の船に設置した太陽電池で発生した電力を使い、水槽の中に取り付けた電極に電気を流した。

 すると水槽内の水の酸素濃度は、1リットル当たり0.4ミリグラムから1時間半後に約6ミリグラムに上昇した。熊谷さんは「生物が生きるには十分な濃度だ。今回は水素を取り出さないが、今後水素の使い方を検討し、生態系への影響を調査したい」と話している。

 琵琶湖では、冬に表層の水が冷やされて底に沈み、深い場所に酸素が供給されると考えられていたが、最近は深い場所が酸素不足になっており、地球温暖化の影響とみられる。〔共同〕

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