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未来派の3輪電気自動車『2e』、今秋発売へ

未来の自動車が、すぐそこまで来ている。

Tony Borroz

米Aptera Motors社が、電気のみを動力とする2人乗り3輪自動車『2e』の最初の試作車を披露した。燃費効率は、ガソリン車換算で200マイル/ガロン(リッターあたり約85キロメートル)に相当し、1回の充電で100マイル(161キロメートル)を走行できる。

南カリフォルニアに本拠を置く新興企業Aptera社にとって、この試作車の完成は大きな節目と言える。同社は、今年のハロウィーン[10月31日(米国時間)]までに一般道を走行可能なモデルを世に送り出す計画であり、[次世代低燃費車のコンテスト]『Progressive Automotive X Prize』(日本語版記事)の賞金1000万ドルを獲得できる望みも出てきたようだ。

Aptera社最高マーケティング責任者(CMO)のMarques McCammon氏は、「すべてが順調に進行しており、10月の初めには2eの本格的な生産を開始する手はずになっている」と話す。

「超効率的で燃費がよい自動車を、快適性と安全性を犠牲にすることなく製作するというわが社の目標は変わりない。この秋、カリフォルニアの人たちにこの車のハンドルを握ってもらえれば、通勤の風景が一変するだろう」

この数ヵ月の間に、大手、小規模を問わず、自動車メーカーが自動車の新しい進化の形として電気自動車(EV)に注力していく流れが明確になってきている

1月にデトロイトで開催された北米国際自動車ショーでは、ほとんどの大手自動車メーカーがEVのコンセプト車を発表した。米Ford Motor社や米Chrysler社などは、2010年には充電用のコードがついた車の投入を始めるとしている。米Tesla Motors社は1年ほど前からオール電力の『Tesla Roadster』の生産を始めており、米Fisker Automotive社も、8万7900ドルのプラグイン・ハイブリッド車を2009年秋にも生産開始すると話している。

しかし、これらの車はどれも、先端的なドライブトレイン(駆動系)を備えているものの、外観は従来の車と変わらない。これに対し2eは、自動車業界に2つとないユニークな外観をしている。

2eが劇場版『スタートレック』の最新作(日本語版記事)[米国で5月8日公開予定]にゲスト出演を果たしたのも、それが理由なのかもしれない。3輪でスマートなデザインの2eは、ミスター・スポックが乗り回してもおかしくない外観に見える。

2eはリチウムイオン・バッテリーを搭載した電気モーターで駆動し、時速60マイル(約97キロメートル)までの加速時間は10秒を切る。最高スピードは時速約90マイル(145キロメートル)だ。2eが走行性能を売りにする車でないことは明らかだが、200マイル/ガロン相当の燃費が得られるとしたら、そんなことを誰が気にするだろうか? 

2eの驚異的なエネルギー効率を実現するためには、ボディを可能な限り滑らかにすることが不可欠になる。Cd値(空気抵抗係数)はおよそ0.15で、2eのエアロダイナミクスは米General Motors(GM)社の『EV1』を凌ぎ、過去の量産車の中で最高を誇る。

(2)へ続く(WIRED VISIONのサイトに移動します)

WIRED NEWS 原文(English)

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